【初心者向け】知識ゼロからのゲーミングPCの選び方

今回は、ゲーミングPCの選び方を解説します。基本的なゲーミングPCの知識もまとめているので、初めてゲーミングPCの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

ゲーミングPCとは

大熊猫
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そもそもゲーミングPCってなに…

という方もいらっしゃるかと思います。

世の中には様々な定義があると思いますが、本ブログにおけるゲーミングPCとは『ゲームを快適にするために必要な性能を備えたパソコン』と定義して話を進めます。

ゲーミングPCの種類

googleで『ゲーミングPC』と検索してみると『ゲーミングPC通販』や『自作ゲーミングPC』等のワードが所狭しと並びますよね。

様々な業者が自分の製品を売りつけるために、『ゲーミングPCとは我々の製品の中のコレだ!』と言わんばかりのサイトに誘導してきます。

その結果、ゲーミングPC初心者はよく吟味もできずに高値掴みをさせられたり、ゲーミングPCに関する知識がついてくると買いなおす必要があったりと、無駄なお金を使ってしまうケースがよくあります。

大熊猫
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じゃあ一体どれを選べばいいんだよ…

という方は、まず自分に必要なゲーミングPCの種類を選ぶことから始めましょう。

以下に販売形態ごとの主なゲーミングPCの分類とそれぞれの簡単な特徴を示します。

販売形態によるゲーミングPCの分類
  1. メーカー製PCのゲーミングモデル(デスクトップ)
    DellやHP等の完成品PCメーカーにおけるゲーミングモデル。完成品のため、届いたその日から使えるが、カスタマイズ性は低い
  2. メーカー製PCのゲーミングモデル(ラップトップ)
    DellやHP等の完成品PCメーカーにおけるゲーミングモデルのラップトップバージョン。届いたその日から使えるが、カスタマイズ性は低い。ラップトップのため外出先でも使用可能
  3. BTOパソコン(デスクトップ)
    ドスパラやマウスコンピューター等のBTOパソコンメーカーにおいて、ゲームをするための性能となるように自分でパーツを選べる。組み立ての労力やリスクがない分、自作PCよりは割高感あり
  4. 自作PC(デスクトップ)
    CPUやGPUからマザーボードまで、全てのパーツを自分で選ぶことが可能。ただしパーツの相性等によって組み立てた後にPCが起動しないなどのトラブルが発生する可能性があるため、ある程度の知識が求められる

正確にはもう少し細かく分類できるのですが、上記のような種類があると考えて頂いて結構です。

基本的には① = ② < ③ << ④の順番でPCに関する知識が必要となっていきます。

大熊猫
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じゃあこの中の何を選べばいいの…

といった疑問にお答えするべく、それぞれの特徴に対してどのような方に適した種類なのかを解説していきたいと思います。

それぞれのPCはどのような方向けのPCなのか

メーカー製PCのゲーミングモデル(デスクトップ・ラップトップ共通)

メーカー製PCのゲーミングモデルについては、『とにかく面倒な作業は苦手!早くゲームがしたい!』という方向けのゲーミングPCとなります。

例として、dell社のAlienwareやhp社のPAVILION GAMINGが有名ですね。

デザインもゲーミングモデルとしてかなり凝った仕様となっており、非常にかっこいいのですが、値段は高額となります。まともに動作するモデルともなればおおよそ12万円程度が最安値になり、高いものであれば50万円程度のハイエンドモデルまで存在します。

しかしメリットもたくさんあります!

まず自分で組み立てる必要がないのでその分の時間を節約できる点や、部品の製造からメーカーが担っていることから万が一の保証対応が充実している点、大量生産をしていることから比較的コストパフォーマンスの高い商品が販売されることもある点等があげられます。

さらにラップトップ型のゲーミングPCについては自作をすることが非常に困難であることから、『外出先でもゲームがしたい!』という方や、『ゲームだけでなく出先で学業/ビジネス用途で使用することがある!』という方については、メーカー製PCのゲーミングモデルのラップトップは非常におすすめです。

BTOパソコン

BTOパソコンについては、『自作PCのようにカスタマイズ性の高いPCを買いたいが、自作PCを組むための知識や労力を割くのが嫌!』という方向けのゲーミングPCとなります。

例として、ドスパラのGALLERIAやツクモのeX.computerシリーズが有名です。

最近のメーカー製PCのゲーミングモデルについても、メーカーHP上での注文である場合にはある程度のカスタマイズが可能となっていますが、BTOパソコンとの決定的な違いは、採用している部品の規格が自作PCと非常に近い点にあります。

つまり将来的に大幅なスペック変更が必要となった場合、自作パーツを自分で購入してカスタマイズが可能となります。

一方でここからは個人的な感想になりますが、BTOパソコンについては受注生産とはいえ大量生産を前提としているため、外観のデザインが優れているとはいえない製品が多いという印象もあります。

そんなBTOパソコンですが、メーカー製PCと同様、組み立てリスクを負うのはショップ側となりますので、カスタマイズ性の高い商品を低リスクで購入できる点は非常にメリットが大きいと言えます。

自作PC

自作PCについては、『とにかく全てのパーツを自分好みにカスタマイズしたい!』という方や『高性能PCを比較的安価に手に入れたい!』、『自作PCの組み立てを通じてPCの知識を身に付けたい!』という方におすすめです。

ケースや電源(コンセントから給電される電気をPCのパーツが動作するような電気に変換する装置)、CPU(PCの頭脳)、グラボ(グラフィック関連の処理に特化した頭脳)、マザーボード(CPUやGPU等の各種パーツを接続したりするPCの土台)、メモリ(PCの短期記憶を担当)、SSD(PCの長期記憶を担当)など、PCを構成するパーツを全て自分で選択することができるので、性能は勿論、デザインも含めて自分好みにすることができます。

一方で様々なパーツを無数の選択肢から選ぶことができることから、パーツどうしの相性が悪い場合はPCが起動しないなどのトラブルに見舞われる可能性があります。

トラブルがなかった場合にも組み立てにはある程度の時間を要するため、ゲームを開始するまでにはメーカー製PCやBTOパソコン対比で時間がかかります。

また最近はゲーミングPCを構成するためのグラボの価格が非常に高騰しているため、自作PCといえど必ずしもコストパフォーマンスの高いPCを手に入れることは難しいかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はゲーミングPCの選び方の第一歩を紹介しました。

次回以降は今回紹介した分類をさらに掘り下げて、ゲーミングPCの選び方を紹介していきます。

気に入って頂けたら、ぜひフォロー・コメント頂けたら幸いです。

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